「本番」におけるメンタルコントロールのコツ♪「行動目標」を心に唱えると本領が発揮できる!

(アイキャッチは、パーソナルトレーニングを担当くださっている、threeBの宮内さんと。文末に追記あり^^)

すでに他の記事でも書いていますが、ただいま、「ベストボディジャパン(以下、BBJと略します)」というボディコンテストに挑戦しておりまして。大会に出場しながら学んだこと、実感したことを、メンタルコーチとしての観点から考察しました。その共有です^^(BBJ挑戦の記事は本文下に)

簡単に、2019年BBJへのチャレンジの軌跡

さて、まずは私のBBJへのチャレンジの軌跡をご紹介しますね。

  • 4月末・・思い立つ!6/8の仙台大会にエントリー
  • 6/8 仙台大会、決勝進出、ファイナリスト(入賞できず)
  • 8/12 宇都宮大会 準グランプリ
  • 8/18 盛岡大会 準グランプリ

という戦歴です。

初戦、大失敗のメンタルコントロール(><)

まずは、メンタルコントロールにおける失敗談から。

初戦の仙台大会が大失敗だったわけです、メンタル的に。ああ、プロコーチのメンタルコントロール失敗談って、なかなか恥ずかしいですね^^;;ダメダメ&まだまだです。。

では、私は何をしたかというと・・特に、本番のステージに上がる前に、以下のようなことを脳内で唱えていました。

「大丈夫、私は勝つ!」

「入賞する!」

「やったー!」

こんなコメントを、自分に言い聞かせていました。
(心理学的には、アファメーション的なことをやっていました。説明するとこれだけで長くなるので、また別の機会に・・。ただ、「アファメーションの失敗パターンだった!」ということになります^^;;)

ええと、これが全く意味がありませんでした^^;;;

もちろん、このようなポジティブな自分に対する声がけが、自分の励みとなることもあるでしょう。

が、ステージに上がると、もう緊張しています!!!
足がガクガクして「どうしよう~~」みたいな脳内の声の方が大きくなります。「大丈夫、私は勝つ!」「入賞する!」と脳内で唱えようがなくなってくる・・しかも、唱えたところで、「だから、今何すればいいんだっけ?」という状態。もう、立っているのがやっと・・・みたいな感じでした(><)

ステージを終わってみて、

「こういう、自分を励ます脳内メッセージは、本番直前と本番中には効力を発揮しないこともあるものだ」ということを、身を以て体験しました。

失敗を経て、メンタル的な作戦を立て直して臨んだ2戦目!

仙台大会の失敗を経て、私はメンタル的な作戦会議をしました。

そこで行き着いたのは、

「緊張していてもベストパフォーマンスが出せるよう、大事な「行動目標」を自分に言い聞かせよう」

としました。

しかも、「本番中、緊張している脳に問いかけるコメントはシンプルに」と決めました。

そこで、設定した脳内ワードが「笑顔」です。
そしてもう一つのワードは「しらぴょん」です、笑。

後者は、アマチュアの男性ボディビル大会選手。
笑顔が素敵で、私はファンなんです♪なので、具体的に「しらぴょんみたいな笑顔ができたら最高!」と思って、脳内ワードにセレクトしました。

「笑顔・しらぴょん・笑顔・しらぴょん」これだけです、w

*お写真をお借りいたしました!
ご本人にも、「当日名前をお借りして、沢山唱えさせていただきました!ありがとうございました!」とお礼のメッセージをしました。すると、大変ご丁寧な返信をいただきました🙏

「行動目標」が威力を発揮した!

このシンプルな「行動目標」のことだけを考えてステージに上がった結果・・。緊張はしましたが、自分が何をすべきか?を見失うことはありませんでした。常に笑顔を保ち、決勝を勝ち残り、準グランプリをいただくことができたのです。

(なんだか写真が粗々ですみません><)

後から考えて思ったことですが、「笑顔・しらぴょん」というキーワードはとってもシンプルです。ですが、実際に笑顔になれると、背筋も伸びたり、キビキビ動けたり、他のアクションも連動して良いパフォーマンスに繋がっていた!という実感があります。つまり、「笑顔・しらぴょん」のキーワードは、私にとって全てのやるべき行動に繋がっていく、いわばボーリングにおける「センターピン」だったようです。

緊張するときほど、脳に「行動目標」の指令を送ってあげることの大事!

こんな風に、プレッシャーがかかる時。心の中で自分自身を励ますことってあると思います。ただ、残念ながら、緊張が伴う場合は特に、自分の励ましの声は、自分に届いてくれないことも多いです。

そんな時は、脳に「行動目標」の指令を送ってあげること。

すると、緊張していても、何をやればいいのか明確です。体が動いてくれます。そうすると、緊張を手放せます。さらには、勝つ・負けるなども手離れしていき、自分のやるべきことだけにスッと集中するような感覚になれます。

さて、今回は私のベストボディジャパンの地方大会のステージで経験した、メンタルコントロールの失敗談・・からの巻き返しから「行動目標」の大事さについて、綴ってみました。

TOEICなどの英語の資格試験を始め、様々な目標達成やイベントでの「勝負!」というシチュエーションで活かせる、メンタルコントロールかと思います。参考になれば嬉しいです♪

追記:「他喜力(タキリョク)」を発揮できた!トレーナーさんからの応援

ところで、アイキャッチに、お世話になっているトレーナーの宮内さん@threeBの写真を使いましたが、本当に親身にサポートしてくださっています♪

カラダの課題部分をしっかり鍛えてくれる日々のトレーニングはもちろん・・なんですが、むしろそれ以外の関わりも人を応援するプロ!

大会本番が近づくに連れて、「ホントに楽しみです!頑張ってください!」と宮内さんご本人が益々ワクワクしている・・・笑!こうなると、自分も「頑張ろう!」って思えますし、「宮内さんにいい報告したい!」というモードが強くなるわけです。

このように、「他人」を「喜ばせたい!」と思って頑張れる「力」のことを「他喜力(タキリョク)」というのですが、宮内さんはトレーニー(トレーニングする人)の「他喜力」を発揮させるのがとっても上手だなぁ、と思った次第です。

対人支援って、やっぱり素敵なお仕事だ^^

 

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この記事を書いた人

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Yukiko Funabashi

英語学習コーチ / 講師 / MC
MC・ナレーターとして約10年のキャリアを積んだ後、語学コーチングスクールに入社、英語学習コーチへ。在籍中7年で、ビジネスパーソンからエグゼクティブまで約4000人の英語力UPをサポート。2017年4月独立。
エグゼクティブ・ビジネスパーソンを中心にオーダーメイドの英語学習コーチングを提供する傍ら、研修講師ほか、MC・ナレーターとしても活動している。