(ある日、死んだふりをして帰宅を待ち構えていた旦那さんw)
私はコーチとして活動していますが、実は旦那さんもコーチであり、コーチング的コミュニケーションをベースにおいているため、ほぼ喧嘩をしない、ということを先日の記事で書きました。
今回も、その続きです。コーチ夫婦が、日頃何を大事にしてコミュニケーションをしているか?をご紹介します。
今回は、「イラっとしたら、価値観の違いが見える」ということ。
「イラっ」とする時って、ありますよね。もちろん私もあります。ではこの「イラっ」という感覚ってなぜ生まれると思いますか?
この「イラっ」って、何というか「怒り」寄りの「感情」の一種になりますよね。そう、感情です。そもそも、感情って、ある出来事を体験した際、自分の「価値観」というフィルタを通過することによって発生するんですね。
例えば、私は前もって決まっていた予定が、不意に崩れるのが嫌で、そういう事象が発生するときに居心地の悪さを感じます。なので「イラっ」という感情が発生する確率が高いです。ちゃんと予定通りに動きたい!と思う人。
一方、旦那さんは、臨機応変に、その時の興味関心に合わせて、前もって決めていた予定を変更するような提案をしてくる事があります。もちろん、予定が不意に崩れることを何とも思いません。私からすると、行き当たりばったりに感じます。
つまり、「予定の、不意な変更」という出来事による、お互いの反応が全然違うのです。価値観が違うから。大事なのは、「どっちが良い悪い」ではないということ。
で、この価値観というのは、往往にして「周りも自分と同じような価値観だろう・・」という無意識の思い込みがあります。だから、相手がイラっとしたり、逆に飄々(ひょうひょう)としている事がもう完全に理解できなかったりします。
いかがでしょうか?思い当たることはありませんか?
日頃身近な人とのコミュニケーションで「イラっ」が発生してしまう人へ。自分と相手の、価値観の違いを見出す好機です。そして、価値観の違いを、さらに明らかにして相互理解を深めるために効果的なコミュニケーションが、先日記事にした「メタ認知」を大事にしたやりとり。
まずは、この「イラっとしたら、価値観の違いが見える」ということを知っておくだけでも、ぐっと日々の怒りが軽減して楽になりますよ〜♪