今年は1000個の問いをストックして、コーチとしての質問力を磨く!という実験を開始中。
で、昨日のことです。
急いでいたんですね・・・歯医者さんに、笑!
お昼過ぎに英語学習コーチングのアポが、夜にメンタルコーチングのアポがあり、その合間に入れた、渾身の歯医者の予約。渾身・・です、笑!というのも、行けばいいのに歯医者に行くのがどうにも怖くて、足が遠乗りていたんです。が、2019年早々のプチアクション(いや、私にはビッグアクションでした^^;;)と、信頼する東京・八丁堀の歯医者さんへ。
急いでいたので、タクシーに乗りました。確か日の丸交通さん。自宅から「八丁堀までのお好みのルートはありますか?」と聞いてくれ、まぁ定番である、「新大橋通りをまっすぐ行ってください」とお伝えしながら、タクシーに揺られていました。
八丁堀に近づく最中、そのタクシー運転手さんが、こんなことを聞いたんです。
「この辺りのオフィスに、年始の挨拶回りですか?」
と。
いやー、だいぶ恥ずかしくなりました^^;; だって、私が向かっているのは、クライアント先でも何でもなく、歯医者の予約ですから。
で、
「いやぁ、歯医者に行くんです・・・。腕のいい歯医者さんがあって、ずっとそこに通ってて。(気まずい)」
と。
すると、そのタクシー運転手さん、
「いやぁ!そうなんですね!いや、いい歯医者さんに行くって、ホントに大事ですよね!」
と、全力で話しのチグハグを力技で合わせるように、エネルギッシュに応えてくれました。
程なく八丁堀の交差点に到着し、タクシーを下車したのですが、運転手さんの「年始の挨拶回り」の質問と、その後の超絶な勢いでの歯医者フォローに、この方のめっちゃホスピタリティ高いお人柄を感じました。
多分最初の「挨拶回り」の質問は、乗客を労ってくれようとしたんだろう。で、その後も単に歯医者ネタをスルーするのではなく、ちゃんと拾ってくれて。
よくよく考えれば、乗車した時から、気持ちの良いお迎えをしてくれた方でした。
この本当に何でもない出来事から感じたこと。的外れな質問も、ちゃーんとコミュニケーションの「呼び水」にできる人の、素晴らしさ。根底に、「おもてなししたい」とか「相手のことを知りたい」っていう、スタンスが現れますね。
そう、何がしかの「想い」があれば、ハズレでも、とりあえず質問してみるところから、何かが始まるのだな、と。
ということで、今日の問いは汎用的ではありませんが、
14「この辺りのオフィスに、年始の挨拶回りですか?」