英語学習コーチングの考察ポイント「その教材選びは、本当に目標につながっているか?」

(アイキャッチは、メンタルコーチングスクールの風景なのですが、何かこう、前に進む感があるので気に入っています^^)

先日のセッションのポイントー本当に適切な教材選びにアップデートする

今回の記事では、先日実施した「英語学習コーチング」セッションのポイントになった、教材選びのアドバイスをご紹介します。

下記、いただいた感想です。ちなみに、オンラインで受講いただきました!

上記に掲載した感想にあるように、クライアントの福井様は、

いろいろな本や教材あり、いろいろな勉強法がありますが、どれがよい教材なのか、どれが自分の今のレベルに適しているのか誰も教えてくれません。

という想いで、6年間ずっとそのことで悩んでいらっしゃったそうです。

ということで、福井様とのセッションでは「現状のお力と、目標にフィットした教材選びにアップデートする」ことがポイントになりました(お悩みによって、毎回セッションのポイントは変わります)。

外資系企業に勤務される福井様は、すでに英語学習への意欲が高く、日々英語を使う・勉強することが必須かつ意欲的でもありました。が、問題だったのは、福井様自身の感想にあるように、教材選びに問題がありました。

その教材選びは、本当に目標につながっているか?

では、参考までに、福井様がお使いだった教材の一部をあげてみましょう。
(コーチング前)

  1. オンライン英会話(レアジョブ)
  2. Duo3.0
  3. ボトムアップ式 映画英語のリスニング(音読、シャドーイング)
  4. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問(今週からはじめる予定)

となっていたのですね。

お話のメインにしたのは、[1]と[2]だったのですが、特に[2]「Duo 3.0」について書いてみます。

「Duo 3.0」は素晴らしい教材!だけど・・・。使い所のポイントは?

福井様がおつかいでいらっしゃったのは、「Duo 3.0」でした。この本、1つの例文を暗記すると、3、4個の英単語を覚えられてしまう、英作文力も読解力にもつながる、まさに「神本」ですよね!を

アマゾンのレビューを見たら・・・

すごいレビューの数と、圧倒的な星5つ!

ということで、この本はオススメなのです!

が・・。

福井様の目的はビジネスシーンでの「スピーキング力UP」と「リスニング力UP」。

また、現状ですが、数年前のTOEICは500点中盤、スピーキングは「文章として英語が口から出てくるものの、とてもゆっくりとした英作文になってしまっている」という状況でした。

そのような状況で、下記のような、「Duo 3.0」にあるような英文を覚えることをイメージしてみてください。

Medical breakthroughs have brought about great benefits for humanity as a whole.
医学の飛躍的発展は人類全体に多大な恩恵をもたらしてきた。

重要単語4語(medical / breakthrough / benefit / humanity )
重要熟語2語(bring about… / … as a whole)

単語、難しすぎませんか?

そして、英会話力のUPの基礎編としてまず必要な、「シンプルな(SVO、SVOという英文法を使った)英文法を使いこなせる」というレベルよりも、2段階ぐらい高度な英文になっていると、感じませんか?

この文章を応用させて、何か自分の日常やビジネスシーンで、口から英語が出てきそうですか?

・・そう問われると、なかなか使いこなすのは大変・・!という感想を持つのではないかな?とおもいます。

はい。これらの文章を覚えることで、語彙力はどんどん増えるのですが、英会話力UPのための英文としては、「この本より前に、取り組むものがある」んですね。

ということで、英文法のルールが確実に身につく「瞬間英作文シリーズ」を先に取り組む(暗記する)ことをオススメし(たまたま、すでにお持ちでしたので)ました。


また、単語学習は「金のフレーズ(金フレ)」などからスタートすることをオススメしました。「Duo」はセンター入試よりの書籍でもあるので、難易度の高い語彙がやや大学受験よりになっていますが、「金フレ」はTOEIC対策の書籍。つまり、ビジネスシーンで使われる単語が多いので、こちらの書籍をお勧めしました。

ちなみにTOEIC500点台の方ですと、「金フレ」より、さらに優しめの単語本から始めるほうがいい場合もありますが、福井様は外資にお勤めで、中学の基本語彙はしっかりスピーキングに活用されていると感じ「金フレ」を勧めました。収録単語全部を会話に使いこなす・・というイメージではなく、リスニング力のUPも鑑みた書籍選びです。

こうすると、「Duo 3.0」のように「一度でいくつもオイシイ!」という勉強法にはなりません。ですが、各勉強(英文暗記と単語暗記)の難易度ハードルが下がり、それぞれの学習の「目的意識」がバチっと腑に落ちるという良さがあります。

福井様とのセッション中、上記のようなことをお伝えしながら、ご納得いただきつつ、勉強計画のアップデートをサポートしました。

(ちなみに、Duo 3.0をスピーキング力UPの教材としてオススメしたこともあります。その時、クライアント様の英語力がTOEIC800点以上。その上で、Duo の構文を吟味して「3/4の構文は、スピーキングでも使える!」というやりとりをしたのち、Duo 3.0を使っていくことにしました。)

迷ったら、優しい教材を選ぶ

上記の「Duo」のように、世間的に長年評価を得ている、素晴らしい教材って、やっぱり惹かれます。そして、アマゾンの口コミも、リアリティがあって非常に参考になるでしょう。

ただ一方で忘れたくないのは、自分の力を疑うこと。

疑うって、変な言い方ですが、別の言い方をすると「わかる」と「できる」は全く別物だし、「なんとなくわかる」と「完璧にわかる」、あるいは「なんとなくできる」と「完璧にできる」には雲泥の差があるということ。

そのことを踏まえ、教材選びに迷ったら、「口コミ評価の良い」「少し優し目のものを選ぶ」のがポイントと言えそうです^^

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この記事を書いた人

Yukiko Funabashi

Yukiko Funabashi

英語学習コーチ / 講師 / MC
MC・ナレーターとして約10年のキャリアを積んだ後、語学コーチングスクールに入社、英語学習コーチへ。在籍中7年で、ビジネスパーソンからエグゼクティブまで約4000人の英語力UPをサポート。2017年4月独立。
エグゼクティブ・ビジネスパーソンを中心にオーダーメイドの英語学習コーチングを提供する傍ら、研修講師ほか、MC・ナレーターとしても活動している。