(アイキャッチは、喉のトラブル直前)
ええと、大変お恥ずかしい話なのですが。
先週後半、体調を崩してしまったんですね。そこから回復するまでに至った、私のアクションと、助けてくださったクリニックの素晴らしさを共有させていただきます。
声が出なくなってしまった・・
先日、大好きな八丈島を訪れました。が、到着した夕方より、何やら体調がおかしい・・。急に、喋りづらくなってしまい、どんどんと声が出なくなってしまいました。せっかく、八丈で友人・知人と楽しいひと時を過ごす予定が、便を早めて東京へ。
コーチング的な問診に感動!
帰ったその足で、15年ほど何かあるとお世話になっている「東商ビル診療所」へ。
ここは、喋ったり歌ったりする人達にとっての御用達クリニック。先生も、薬剤師さんも徹底して、その手の職業の人を救ってくれるすごい空間なんです。で、問診の結果、気管支炎と声帯浮腫と診断されました。が、ここでご紹介したいのは、その問診の素晴らしさです。私の記憶のカケラから、その時のやり取りを再現しますね!会話の前提としては、私がすぐ2日後に、イベントの司会を控えていて、もうどうしても治らないと困る〜〜〜〜〜〜という状況です(ついでに説明すると、私はコーチ・司会業、パラレルワーカーです)。
(喉の写真を撮られたりしながら)
先生「あーあ、声帯がむくんじゃってるねー。」
「ちなみに、いつが本番ですか?」
(*問診で”本番”とかいうワードが飛び交う!)
私 「明後日です・・・」
先生「うーん、今のままじゃ無理だね。で、どんな内容なの?」
私 「イベントで1日司会です」
先生「ちなみに、今の声は自分的に何点なの?」
私 「100点満点中20点です」
(*スケーリング(コーチングの一つの技術)!)
先生「じゃあ、本番何とか1日持つように、注射して、やるだけのことはやろう!結構強い薬を出すからね」「で、絶対に本番の日まで喋っちゃダメだよ。筆談ね!」
と、こんなやり取り。
めっちゃ、コーチングっぽかったんですよ、笑!
「GROWモデル」という、コーチングの一つのフレームワークのお話を、以前記事にしたのですが、それに限りなく近しい問診です。GOALと現状(REALITY)を確認して、その二つをつなぐ打ち手(OPTION)を提示してくれて、しかも患者である私にもコミットを求める(WILL)という、見事な診断でした!
回復までの1日半・・ドキドキすぎた
ということで、私は、診察いただいたその日から、どうしても声を出さなきゃいけない日までの1日半、予定していたセッションなどをリスケさせていただいたりして、色々ご迷惑をかけながら、終日寝させていただきました。
そして、先生のおかげで、自分の声の調子を点数化しながら(コーチング的に「スケーリング」と言います)過ごしました。
土曜朝・・・ 5点(泣きそう)。寝る。
土曜昼・・・20点!寝る。
土曜夜・・・50点!寝る。
本日朝・・・60点!早朝に肺活量をあげるための呼吸トレーニングを入念にして、出発。
本番・・無事スタート(TT) 80点ぐらい。
わー、周りにはバレてない・・いや音響さんにはすぐにバレたっ!が、音量調整でサポートしてくれるって進言してくれて。お客さんにはバレてない!間に合った>< しかも、本番に入ってしまえば、声質だけじゃなくアドリブなどでも貢献できるし、ちゃんとお仕事できました(TT)
まとめ
8年ぶりぐらいに、喉の調子を崩し、改めて、職業上絶対に必要すぎるものだと、痛感しました。と同時に、神クリニックの素晴らしさに、感動。
原因は、掃除を頑張りすぎ、ハウスダストを不意に吸い込んでしまった瞬間が思い出されます。。
プロとして散々経験しているはずなのに、やっちゃったーー><と、猛省すべき数日間でした。が、学びが沢山詰まっていたので、書いてみました。