“failure” の発音(フェイリァ)を日本人が苦手になる理由を解説!

“failure”という単語って、中学生で習う単語の難易度ですが、「発音がわからない」となりがちですよね!

“failure” の発音を、Weblioで調べてみた!

便宜上、カタカナで表現すると「フェイリァ」です。

実際にWeblioでは、以下のような発音記号が記されています。

実際の発音はこんな感じですね!

・・聞けば聞くほど、カタカナで表した音とは全然違いますね、笑!

「フェイリァ」「フェイルァ」「フェォリァ」に聞こえる!

“failure”の発音、意外に難しいワケ

では、ちょっと発音の解説をしましょう。

まずfailureの前の部分。”fail”(失敗する)という動詞が、単語の一部分になっています。

この発音記号は「feɪl」と表します。カタカナにすると「フェイル」という感じでしょうか。

難しいのは、その後ろの部分。後ろだけを抜き出すと “lure” となりますね。

ここだけ見ると、実は”lure”という単語のようです。発音はいわゆる「ルアー」。・・と言えば、釣りの時に使う擬似的なエサのことですよね!が、ここでは「ルアー」とは発音しません。

改めて、”failure”の発音記号を見てみると、「féɪljə」。あえてカタカナにすると、後半部分は「リァ」になるのですが・・。実は、【 j 】の発音記号が入っているんです。この音が、日本人にとってはめっちゃ馴染みがなさすぎるんです。

あえて言うなら、日本語の「ユ」と「イ」の間の音に近い感じ。「イ」に濁点を付けたような、やや濁った感じ。舌先のちょっと後ろを上アゴに近づけて、その間から「イー」と言いながら声を出す。そんな感じです。

このように、”failure”の後ろに含まれる音【 j 】の音が、日本人にとってはすごく曖昧な感じのニュアンスになるので、発音が難しいんですよね!

これ、一般的な日本人が正確に発音しようとするのがほぼ無理って感じの音ではないでしょうか?^^;;;

iPhoneの英語の音声入力機能を使って、色々な”failure”を試してみた!

で、ニュアンスがよくわからない”failure”の音に関して、iPhoneの英語の音声入力機能を使って、「色々な発音を入力しどんな変換になるか」試してみたことがあります。

これ、「フェイリァ」「フェイルァ」・・・ぽい感じの音を、さじ加減を変更して発音してみたもの。全部、認識されました!

はい(^^)

というわけで、”failure” はカタカナにすると、「フェイリァ」でも「フェオリァ」でも通じるようです(^^) “failure”の音は、後半部分の発音を曖昧に、力を抜いたほうが英語っぽいニュアンスが出るのかもしれません。

英語学習コーチ 船橋由紀子の一言

改めて、カタカナにできない、英語の発音の微妙なニュアンスを感じる単語、”failure”。勉強しました!

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この記事を書いた人

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Yukiko Funabashi

英語学習コーチ / 講師 / MC
MC・ナレーターとして約10年のキャリアを積んだ後、語学コーチングスクールに入社、英語学習コーチへ。在籍中7年で、ビジネスパーソンからエグゼクティブまで約4000人の英語力UPをサポート。2017年4月独立。
エグゼクティブ・ビジネスパーソンを中心にオーダーメイドの英語学習コーチングを提供する傍ら、研修講師ほか、MC・ナレーターとしても活動している。