なかなか恥ずかしいですが、アイキャッチは手書きのイラストです^^;;今回の内容を表してみました。
「mikan」愛用中
私のお気に入りの英単語アプリの一つに「mikan」というのがあります。
これ、無料アプリですし人気もあるので、ご存知の方・すでに使っている方も多いですよね!
このmikanですが、無料のコンテンツのみならず、近年ではベストセラーの英単語本のコンテンツを取り入れているのは、ご存知ですか?以前から有料コンテンツはあったものも、そのラインナップが拡張しているんです!
「速読英単語」や「でる順 英検」シリーズ「TOEIC 必ずでる単スピードマスター」など。有料ではありますが、それらの単語暗記を「mikan」上で行えるようになっており、手軽に単語暗記に取り組むことが可能です。
ほら!こんな感じのシリーズです^^
さて、このmikanのアプリ形式は「カードめくり学習」か「テスト形式(4択)」になっています。「カードめくり学習」は、下記のようなイメージ。
単語が表示され回答が隠された状態で、頭の中にその意味を思い出したところで、タップして答えを見る、という感じです。答えが見えてない状態の中、自らの頭に意味をヒントなく思い浮かべなくてはいけないため、自分に厳しいタイプの確認方法ですね。
一方「テスト形式(4択)」はこんなイメージです。単語アプリの中ではおなじみの形式ですね。
さて、この4択。4択ですから。要は1/4で答えが当たるテストです。ヒントが見えています。やや甘い仕組みではないですか。
が、この「mikan」の「4択」機能をうまく活用し、さらに単語帳(書籍)と組み合わせていくと、うまい具合に単語暗記のタフな部分を乗り越えていけるのです!
英検にトライすると(再度)決めたが、単語に拒絶反応が・・
最近の私の近況ですが、ようやくようやく英検に改めてチャレンジする!と決めました。受験するのは、試験日程の都合上来年の1月、受験級は英検1級と準1級の両方。で、「この秋から対策をスタートしよう!」と思い英検準1級の単語暗記から始めることにしました。
はい、準1級から始めています。単語力が、全然足りないんですね(TT) 英検を受けるのは初めてで、TOEICとは違うジャンルの単語群に、もう愕然としています。準1級でも、知らない単語が散見されるのです。私にとっては、「なんとなく見たことがある」(ものもありますが)全く知らない単語もあり、本屋で単語帳を開いた時には、こう「うっ・・・・」という拒絶感のようなものを感じました。
そこで!
始めたのが、「mikan」と単語書籍のダブル使いです^^ 簡単に説明していきましょう!
最初は「mikan」の4択で単語に馴染みまくる
まずは、「mikan」を活用しまくります。移動中、徒歩中、横断歩道の待ち中、エレベーターの待ち中、ぽちぽちと「mikan」を進めます。こうすると、知らない単語も気軽に目にすることができ、単語との距離が縮まっていきます。
間違えた回数まで履歴として残れば最高なのですが、そこまでの機能はなく、ただし「直近間違えた」という単語群は、下記のように「苦手」にカテゴライズされますので、復習しやすいです。
さらに、単語への反応速度が、Excellent!> Great! > Good! > Bad…(間違え)で記されますので、「Excellent!を取るぞ!」と、やたら集中して4択問題を進めることができます。
馴染んだ範囲を、単語帳でさらに暗記
このように、「mikan」で知らない単語への馴染み感を作った後、今度は単語帳の出番です。私の場合は、自宅に帰った後は単語帳タイムです。
英単語の部分を見つつ、日本語訳がガッツリ隠れるようにして、「セルフテスト」してみます。4択ではかろうじてあっていたものなんて、容赦なく意味がわかりません。そう言ったものには、単語の横に「チェック✔︎」の印を入れておきます。
この作業をすると、ようやく厳しめに自分の単語暗記状態が判定できます。
そうしたら今後は、さらに馴染みのない単語達(「チェック✔︎」の印を入れたもの)との距離を縮めるために、例文の箇所などを見ながら、使い方を確認したり、単語へのイメージを膨らませます。
この例文がmikanには乗っていないんですね。単語の意味も1つだけです(正確には、Weblioへのリンクが貼ってあり、該当ページを読み込んで表示することはできるようになっています)。
ですが、「覚えにくい!」というものは、色々な意味や派生語や例文を目にしたら、単語とお近づきになれるヒントがあるかもしれないです!ということで、単語書籍を活用するんですね。
そしてまた、翌日の移動時間は、「mikan」のアプリを使って、昨日書籍で確認した範囲と同じところの4択に挑戦します。一回で正解できるものや、回答スピードが上がっていくのが感じられます、やった!
そしてまた、自宅で書籍での「セルフテスト」をおこなうと、日本語が全く見えない(=ヒントがない)のに、しっかり回答できる・正解できる・スピード感がUPする・イメージが持てる単語が増えているのがわかります。
アプリと書籍のダブル使い効果「自己効力感」が担保される
「自己効力感」という言葉を知っていますか?下記、ウィキペディアさんからお借りしますね。
自己効力感(じここうりょくかん)またはセルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知。心理学で用いられる。
要は「これなら、やればできる!」と思える状態のことです。あまりに難敵だと、誰しもが戦力を喪失してしまうこと、多いと思います。これは、自己効力感が全く感じられないからです。
さて、そういう時にどうすれば良いか?です。解決法の1つは、自分が自己効力感を感じられるように、ステップを細かく分けてあげればいいんです。
今回の「mikan」の4択と書籍の併用は、この自己効力感を高めるために、「馴染む」という優しいステップを「暗記する」の前に敷いてあげたという感じです。
私が英検の単語達に感じていた、
こんな状態を、
こうしてあげた!
という感じでしょうか?
単語暗記が苦手な方、あるいはこれから「難敵」の単語達に立ち向かおうとしている方。うまく自己効力感を利用して、自分に「厳しさと優しさの両方を発揮」しつつ、今回ご紹介したようにアプリと書籍のダブル使いも試してみてはいかがでしょうか?^^