『英会話は筋トレ。中2レベルの100例文だけ! 1か月で英語がスラスラしゃべれる。』
前回の増刷(7刷)から、ちょうど1ヶ月で\8刷/ご連絡いただきました!
(8刷なので8冊持った写真ですw)
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3万部突破です🙏✨🎉
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目標にしていた部数を超え、めちゃ嬉しいです。発売当初から応援をいただいていて、皆様本当にありがとうございます!
今にして思うと、去年の今頃は必死になってこの本を作っていました。「英会話のトレーニング本を作るなんて、初めて!」「ネイティブでもないから、自分が選定する文章にいちいち不安w」
そんな中でも、2010年から約10年間の指導経験で気がついたこと、また私が英語学習者として感じてきたこと。「初学者は、絞り込んで学んだ方が、絶対に伸びる!」「数ある表現の中でも、これは覚える価値が高い!」そんな想いを、本に詰め込みました。
この記事では、出版することが決まってから実際に本ができるまで、取り組んだことをいくつか振り返ってみたいと思います!^^
1)類書に掲載されている例文を研究しまくった。
(↑デイユースのホテルに、類書を持ってこもった写真)
「まずは先人に学ぶ!」ということで、英会話の書籍約20冊程度を研究!約5000の例文に目を通しました。その傾向を見つつ、自分が作りたい本のコンセプトを磨きました。「この例文レベルは高すぎるなぁ」「この例文はシンプルすぎるなぁ」などと、類書にお力をお借りしました。この作業をして思ったのは、「後発本という立ち位置がいかに有り難かったか!」ということです。「これまでの英語学習コーチングで色々な書籍にお世話になってきてよかったなぁ」という想いでした。
2)掲載する100個の例文を絞り込んだ。
この作業も大変だった・・・>< ついつい、「これも必要じゃ・・」「あれも必要じゃ・・」となってしまうなか、きっかり100個にするために頭を悩ませる。候補になった代表例文たちをプリントして、一個一個切り離して、あれこれ並べてみては、どの例文を残すか?どんな順番だといいのか?
↑写真のような作業を経て決めました、笑!
3)仲間のお力も借りて、例文(置き換え例文のサンプル)作りをした。
「私一人の脳みそだと、偏った例文になってしまう・・」と感じたので、ここで、色々な英語指導者の方達のお力をお借りしました(お世話になった方々は書籍のあとがきにお名前を掲載しています)。アメリカ人の仕事仲間Mikeをはじめ、海外在住の日本人の方、日本語が超得意なアメリカ人の方、帰国子女の日本人の方、日本在住の英語指導者の方、etc。
実は、最初Mikeと一緒に例文作りをしたところ、恋愛ネタのシニカルな例文が量産されましたw 次に広く仲間のお力をお借りすると、食べ物ネタが増える傾向がありましたw 私のディレクションがハッキリしなかったため単語が偏ってしまったんです。そこから「満遍なく広く中学英単語を収録する」「今の時代によく使う表現を入れる」などを配慮して、単語の入れ替え作業をしていました。
この時の写真w
使った単語の種類を書き出して、数えています・・・(頭悪すぎるw)
この写真を撮った数日後に、「あれ?ワードの検索機能を使ったり、世の中にある英単語カウント機能を使えばいいんじゃん・・・」と気づきました。
そして、あまりにもギリギリすぎて、息抜きに部屋でトレーニングしてましたw
また、解説の執筆では、Wifiも電源もあるジョナサンの住人と化していましたw
4)音声の収録もしました!
その後は音声収録です。素敵なナレーターさんに英語を読み上げてもらいつつ、日本語のナレーションは「自分が担当します!(費用も浮くし、元々MCだし)」と、でしゃばったのは、良かったような悪かったような・・・苦笑。
自分が音声を読み上げる観点からも、日本語訳を吟味することができたのは「最後までこだわれた!」という意味でとても良かったです。
一方で、徹夜で作業した後ナレーションスタジオに向かったもので、声はややガラガラ。しかも、直前まで「著者モード」だったもので、いきなり「ナレーターモードに切り替えられない・・・(ブランクがあって感覚を忘れていた)」。と、ここは大反省。「著者が日本語を読み上げている」と言ってしまえば許されるクオリティかもしれませんが、次作があった場合には、ナレーション専業の方にお願いするかなぁ。とはいえ、本当に貴重すぎる経験をさせていただきました。
そんな最中、引っ越しもしましたw
ああ・・・。今思い出しても、カオスな日々でしたw
ということで、3万部突破という区切りに、『英会話は筋トレ。』の本作りの思い出を振り返ってみました^^