英検1級対策を考える日

先日のブログで「英検(1級と準1級)にチャレンジする」宣言をしました。その具体的な対策のスタートです。

まずは敵を知る

私はTOEICのスコアアップ指導はしてきたものの、本気で英検というテストを紐解いたことがありません。ということで、2017年6月の英検を受けるにあたり、まずはそのテスト構成と難易度を調べるところから始めました。

英検のサイトに行ってみると、なんと過去問がPDFで全公開されている!しかも普通に文字データをコピーすることだってできます。リスニング音源も聞くことができます(スクリプトは見れないけど)だいぶ親切なテスト機関です。

しかし、英検1級って・・超難しいですね。

問題構成は以下のような感じでした

英検一級 一次試験(英検HPより)

筆記(100分)/リスニング(約30分)

リーディング
短文空所補充・・・25問:文脈に合う適切な語句を補う。
長文空所補充・・・6問:文脈に合う適切な語句を補う。
長文内容一致選択・10問:内容に関する質問に答える。

ライティング
英作文・・・1問:指定されたトピックについての英作文。

リスニング(放送回数1回)全て、内容に関する質問に答える。
会話内容一致選択・・・・・・・・・・10問
文(説明文など)内容一致選択・・・・10問
Real-Life内容一致選択・・・・・・・・5問
インタビュー内容一致選択 ・・・・・・2問


ホームページには「目安として、1級は大学上級程度」とあります。また話題の範囲がTOEICとは全く異なります。日常生活を始め、政治・社会・歴史・文化・IT・・。幅広い分野の基礎的な背景知識が必要です。

(書いていて、どんどん受験が怖くなる・・苦笑。)

英検一級の高い山

特に、私にとってかなりの難所が、

  • 語彙力
  • 速読力
  • 長文読解力

の3つではないかと、強く感じました。リーディング・・現時点での私にとっては、いきなりトライアスロンに挑戦するような難易度です。

特に語彙力は、おそらく5000語ぐらいプラスしないといけない気がしています。

幾つかのサイトを調べたところ、おしなべて

英検一級で必要な語彙量は8200語。TOEICだと3700語。

とありました。

私の印象ですと、これだと少ないかなぁ。英検一級は10000〜12000語ぐらい必要なんじゃないだろうか。それから、英検一級とTOEIC900を「≒」という前提があっての、上記の語彙量だとするとすると、語彙量3700語で900点以上をとれる方はリスニングセクションで高得点を出しているパターンでしょう。

まぁいずれにせよ、上記の必要語彙量の「差異」が正しいとすると、やっぱり英検一級に合格するためには5000語程度のボキャ増強が必要ということになります。

リスニングは行けそう!

リスニング音源を聴いたところ、聞き取りは行けそうです(という妄想?)。しかも、英語コーチングスクール在籍時に、一緒に仕事をしたことのあるナレーターさんがリスニング音源の声を担当していて、すごく馴染みがありました!役得(^^)

それから、TOEICと違ってメモが取れるようだ!きっと効果的なメモの取り方などもあるのだろうな。

一方で、英検のリスニングは設問の先読みや解答にかけられる時間がTOEICより少ないため、やっぱり英語の速読力が必須です。

ちなみに、もちろんライティング・スピーキングの対策も必要ですが、そこはまた改めて。

勉強内容を決めた

ということで、英検一級合格に向けて

  • 語彙力
  • 速読力
  • 長文読解力

の強化をポイントにし、勉強計画を立てることにしました!

ターゲットデイ:6月4日(日)
残り期間:70日
きゃーー!タイトすぎる!ブログのタイトルと一致感のある取り組みなので、負けられない、笑。

語彙力強化

使うテキストだけ、自分の備忘録的に整理。やっぱり英検は旺文社のテキストが王道。

下記2冊を覚える!


英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書)

英検準一級の単語にも知らないものがたくさんあるので、それを拾う期間を設ける。

そして、


英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

こちらが本命。

速読力・読解力・英検的トピック知識の強化

もう一冊、この本を使って「多読・速読・精読」を全て織り交ぜてみる。


CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

この本は、1記事200ワードで構成される英文が79個収録されています。内容は、歴史・文化・社会経済・・など英検で出題されるジャンルを網羅。

この本のイイところは、穴埋め問題や選択問題ではなく、単なる英文ばかりが収録されているんですね。なので、問題を解くその前に、英語の「読む力そのもの」を上げるために使う本として良さそう!

多分いい本です!反復トレーニングするイメージが持ちやすかった。

リスニング

リスニングトレーニング、悩むなー!

あえてもう何度も聞いているスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチを教材に使ってみるか・・・(未定)。


[生声CD&電子書籍版付き] スティーブ・ジョブズ 伝説のスピーチ&プレゼン

まとめとお断り

ということで、備忘録的に使用教材を書き留めておきますが、結果が出るのは全てこれからです!笑

まずは日々の勉強の状況から、また報告しますー!

船橋由紀子・坂本勝俊 開発
コーチングカード&トレーニングツール
TOILAB(問いラボ)

TOILAB(問いラボ)は、使えば使うほどコーチングがうまくなる!コーチングカード&トレーニングツール。

TOILABを使うと、

 “今すぐ”効果的なコーチングを実践!
 実践自体がコーチングの反復トレーニング!

という効果が得られます。

コーチング、1on1、セルフコーチング、ファシリテーションなどでも役立ちます。気軽な活用から本格的な使い方まで、ぜひTOILABの世界をお楽しみください!

公式LINE

新着情報や英語学習のコツを発信しています。ぜひお友だち登録をお願いいたします。

下のQRコードをスマホで読み取り、LINE登録ください。

下のボタンからLINE登録をお願いします。

この記事を書いた人

Avatar photo

Yukiko Funabashi

英語学習コーチ / 講師 / MC
MC・ナレーターとして約10年のキャリアを積んだ後、語学コーチングスクールに入社、英語学習コーチへ。在籍中7年で、ビジネスパーソンからエグゼクティブまで約4000人の英語力UPをサポート。2017年4月独立。
エグゼクティブ・ビジネスパーソンを中心にオーダーメイドの英語学習コーチングを提供する傍ら、研修講師ほか、MC・ナレーターとしても活動している。