「タフだけど楽しい」と言える世界観を実現したい
大手法人様にて、3ヶ月に渡って続くTOEICスコアアッププログラムがスタート。24名の参加者の皆様と3ヶ月走り切ります。
この研修は、2~3ヶ月の集合研修なのですが、これまで研修中にTOEIC200点以上UPをポコポコ出している、100点以上UPの方はめっちゃ多い、という・・私にとっては成果を声を大にして言いたい研修です^^
(太字でアピールしてみた!あ、お問い合わせください、笑!)
が、今回も研修内容をスクラップ & ビルド。集合研修中は、何よりも「体験学習」とそこからの「気付き」を大事にする時間とし、実際の学習内容も「さらに絞り込んだ教材を、深く深く」から、英語トレーニングにおける手順の深い理解と成功体験が伴うよう、検討しました。
でね。意識しているのは、「タフだけど楽しい」と言える世界観。
うん。
「タフだけど楽しい」
ずーっと、ずーっと、これをやりたくて、やっていて、これからももっと追求したいのです。
苦しさも大変さも包括しつつ、「楽しい!」って頑張れる状態、でしょうか。
「タフだけど楽しい」を構成する要素
「タフだけど楽しい」
そこに必要な要素はいくつもあると思っていて。
(まだまとまりきってないので、五月雨式に書くのですが・・)
取り急ぎ、今この時点で思うことを3つにまとめました。
- ハマってしまった」状態を作る
- 因果関係を検討する
- 「仲間」「役割」の大事さ
一個ずつ見ていきます。
1.ハマってしまった」状態を作る
人はいわゆる「ハマってしまった」状態になると、「やりたくてたまらなくなる」んですよね。
それを生み出してくれる一つのアプローチが、「没頭体験」。手順に迷いのないプロセスを提示し、作業に没頭してもらうことで、いっぱい取り組んだ結果得られる「気づき」と「伸び」を作り出したいのです。そして、この体験は絶対に楽しいはずなのだ。「作業興奮」と言う状態を生み出すし、「マインドフル」な状態にもなれる。今・ここ、目の前の作業に集中。これはめっちゃ気持ちいいいのだ。
2.因果関係を検討する
それから、常に「自身の行動がどう言う結果を生み出しているか?」と言う因果関係を検討することも大事。
これはPDCAサイクルにも近いんだけど、多くの人がビックリするぐらい「自身の行動がどう言う結果を生み出しているか?」を検証していない。この因果関係に触れようとしない。なんとなく「因」じゃなくて「果」ばかりに一喜一憂する。振り回される。
そうじゃなくて、冷静に、淡々と「因」を見直すのだ。
すると、断然、面白くなるのだ!要は、ブラックBOXの中に入っている方程式を検証するような気分で、とても実験的に日々を過ごすことができる。当たり前だけれども、「因」を変えると、改善すると、「果」は変わるのだ。これは非常に面白いことなのだ。
*私はアドラー心理学支持者(いわゆる「アドレリアン」)なので、本当は「目的論」について書きたいのだが、「原因論」の話もめっちゃ大事。
*やや、このトピックの関連として、メンタルコーチングの師匠である宮越大樹さんが、私とのブレストについて語ってくれている動画があるので、ご紹介させてください。「冷静に、淡々と「因」を検証することの大事さ」を私が大樹さんにお伝えした、過日のブレストのことを喋ってくれています^^
(2分20秒ぐらいで、大樹さんが私のことを言ってくれています)
3.「仲間」「役割」の大事さ
そうだな、あとは「仲間」「役割」もありますね。
集合研修を実施する場合は、必ずといっていいほど、その集合が「より良いチーム・あるいはシステム(組織のこと)」として働くような「仕掛け」を作っています(詳細は割愛しますが、めっちゃ大事な部分)。そのチーム・システムで、まずは安全で・自分は大丈夫だ、と安心できて、周りのことが信頼できて、しかも周りに貢献する機会があって、そこで効力感を得られ、さらにチーム・組織に自分の居場所や役割があると・・・めっちゃハッピーになります。
これは、アドラー心理学で言う「自己受容・他者信頼・他者貢献・所属感・貢献感・共同体感覚」あたりを大事にしているっていうことです。
(私はアドラー心理学をベースにしたメンタルコーチングを、英語学習コーチング・研修にミックスしています)
ということで、サポートチームも「仲間」と「役割」を大事に、研修初日にキックオフの飲み会をしました^^
まとめのひと言
はい、今日はこの辺にいたしますが、私が研修設計に関して大事にしていることを綴ってみました。
道半ばだけれども、終わりがないことが楽しい。
研修やノウハウは、固めてしまったら、成長がないと思っているから。
原因論じゃなくて現場検証ですっ!