タイトルは、先日出会った一言です。「素晴らしいな!」と感じ入ったのでご紹介します(太鼓を叩いているのは私ですが、アイキャッチ画像は本題と関係ありません、笑)。
英語力UPにおける習慣化の大事
「日本人が英語を習得したければ、英語は一生勉強し続けなければならない」と、あるクライアントさんがおっしゃっていました。私は、「なるほど!その通りだなぁ」と感じました。
一生勉強・・ということは「習慣化」が非常に大事であると言うことができます。時期によって勉強の濃度は変わるかもしれませんが、続けることでこそ、英語力が最低限キープされる。あるいは濃度の高い勉強を続ける時期を作って、一段高い実力養成期間を設ける。
どんな時にも、「日々の生活プログラムの一部になっているように英語の勉強を継続する」って、大事です。
単に習慣化すればいいってもんじゃない
ただし。
「じゃあどんな英語学習を習慣化するか?」っていう話です。作った習慣が、目指すゴールと本当に結びついているか?は別物。
方向性の異なる習慣を作ってはいませんか?その習慣に、満足してしまってはいませんか?
何をお伝えしたいか?というと、
習慣を形成する前に「どこを目指すか?それは何のためか?」という部分を整えるほうが先、ということです。
その重要性を表しているのが、この記事のタイトルに掲げた、
「教育とは、動機付けで始まり、習慣化に終わる」
というコトバだなって、思ったのです。
動機づけというと、「モチベーション」というと「やる気!」みたいなコトバで片付けがちですが、大事なことは2つだと考えています。それは、
- 目的
- 時期
です。
まずは目的。「何のために」英語を勉強するのか?を考えること。ここを考えると、自分の到達したいレベル感を具体的な「目標」に落とし込むことができたり(ex. TOEIC○○点、留学、英会話の○○のレベルなど)、そこに到達するためには「どんな」勉強をすればいのか、具体的な内容がイメージできます。
次に時期。これがあることで、「どれだけ」つまり「行動の程度」を定めることが初めて可能になります。目標の難度と、そこに到達したい時期に応じた勉強量、とも言えばいいでしょうか。
まとめ
ま、言いたいことはごく当たり前のことなのかもしれませんが、本当に染み入ったフレーズだったので、再掲。
「教育とは、動機付けで始まり、習慣化に終わる」
で、この「主語」が実はポイントなんでしょうね。
「教育」とありますね。「教え、育む」という役割を担う教育者に、動機付けと習慣化の双方を正しく促す職責がありますよ、と言われているようで、何度読んでも背筋の伸びるフレーズです!