自分の単語力が本当にどれくらいのものか?という事は、できるだけ「語彙力なんてそんなに大した事ない」と疑ってかかるほうがいいと思います。
語彙力を積極的に疑ってみる
そして、本当に英語をしゃべれるようになったり、スラスラ読めるようになりたかったら、ある程度英語学習経験をお持ちの方も「中学校の単語」から暗記のやり直しから始めた方がいい。これは、私が実感している事でもあります。
自分の語彙力なんて、本当に大した事ない!(なので、勉強します!笑)
語彙力を疑え!の理由
なぜ語彙力を疑ったほうがいいのか?それは結局、超!がつくほどの英単語も、単なる暗記レベルで止まっている事が多いからです。つまり、「感覚的に」「イメージを伴って」その単語を習得できているか?というと、簡単だと思われる単語も、だいぶ怪しいわけです。
「いや、like, flower, eat・・・もちろん全部わかるし、もう定着しきっているし!」と思われるかもしれません。
が、私は、花屋に行って”flower”が頭に浮かぶか?というと、いややっぱり “花” あるはむしろ ”お花” が浮かんできます。花を ”flower” と捉え直した経験が少なすぎるんでしょう(凹)。そして、その日本語と英単語の、ほんのちょっとした差異を放置しているから、なかなか思うように英語が上達しないのではないか?と思うわけです。
たまーに、英語を喋っていて「なんでこんなにも簡単な単語が口から出て来にくいのだろう!?」と凹んだりしますが、それは単に単語習得のレベルが甘すぎる、という事ではないでしょうか。
ですので、簡単!あるいは、超簡単!!(つまり、全部知っている)と思われる単語帳をやり直すコト、オススメします。
以下は、その私的学習アプローチ方法です。
(単語学習には色々なやり方があり、あくまでもその一つです、念のため。)
簡単英単語の復習アプローチ
以下の学習は、下記のニーズを満たす方法です。
「一度は覚えた事のある英単語を一気に復習したい」
使う教材は英単語の書籍をイメージしています。アプリなどではありません。左側に英単語がずらっと並んでいて、右側に日本語の意味が書いてある、そんな単語帳です。
CD付 改訂版 キクタン【中学英単語】高校入試レベル (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
そんな単語帳を使って、2週間〜1ヶ月間、集中的に英単語とそこに紐づく日本語の意味を見比べる作業をします。
具体的な進め方のイメージ
作業イメージとしては、1単語1秒、1000単語で16分。
朝15分、夜15分時間を取れば、1日で2000単語の単語を確認できます。
英単語→日本語、と目を動かす程度の作業なので実際のところ1単語1秒もかかりません。もう、眺める程度です。「眺める」なので、ココロにストレスはゼロ。
その眺める際に、各単語の持つイメージをジェスチャーなどで表現し、より膨らませるのはなおイイですね!まるで単語本を使ったイメトレの様相です。あ、1単語にかける時間は1秒以内!これは守ります。例えココロの中で、単語を音読しても1単語1秒以内ルール(体感覚的なものになりますが)。リズムが出てこそ、ゲームのように進めることができる作業だからです。
個人差がありますが、数日〜1週間もすると、日常で目にする光景に対して、英単語がふわふわと浮かんでくるようになります。こうなった単語達は、自分の中で「一軍」化して、英会話で実際にフッと使うことができたり、リスニング時にストレスなく聞き取れるようになっていきます。
まとめ
“flower”が浮かんでこないなんてショックなわけですが(笑)、自分の本当の単語力を見直してみる、そして復習する事、是非オススメしたいです。
あ、もちろん、英単語を使ってみる(書く・話す)アウトプットの学習を通じて語彙力を強化する事も非常に大事です。ですが、一旦暗記系のアプローチで単語の見直しをすることは、テンポよく一気に大量に学習が進みます。これはこれで学習効果が高いですよ!