“Go to the station” と “Go home” の違いと、英語上達に大事な要素「素直さ」

オンライン英語学習コーチングで広がるご縁

日曜日は、朝からオンライン英語学習コーチング。
愛知にお住まいのクライアント様とのオンラインセッションでした。

クライアントY様には、お目にかかった事がない。が、英語でご自身のことを喋っていただくことで、どんな日々を送っているのかを知れたり、学習姿勢や質問内容から、お人柄が見えてくる。とっても快活でステキな方。私の方が楽しいサポートをさせていただいており、出会いやご縁ってとっても有り難いなぁ、と思います^^

さて、そんなYさんを通じて、「英語上達に必要な、大事な要素」を実感した。
それは、「素直さ」である。

クライアント様とのやりとり “Go to the station” と “Go home”

こんなご質問をいただいた。

“Go to the station” と “Go home” は、なぜ最初の方にはto が付くのに、次のにはついていないのですか?

そこで、下記のような説明をした。

まず、

動詞には、
「自動詞」
(動詞の後ろに目的語がいらない、違う言い方をすると、後ろに目的語を直接置けない)
「他動詞」
(動詞の後ろに目的語が必要)

という2種類があります。
その中で、“go” や “come” は「自動詞」という動詞なんですね。
後ろに、例えば “I watch TV.” の「TV」の部分にあたる「目的語」がなくても使えるという性質があるんです。

次に、

じゃあ “go”の後ろに場所をつけたいときには、“to”をつけて、その後ろに場所をつなぎます。この形はよく見たことがありますよね!

ただし、

「場所」を示す単語には「名詞」もあれば、「副詞」の場合もあります。(この名詞とか副詞というのは分からなければ「ふーん」ぐらいに、今は思っておいてください^^)

で、ここで、

最初の例文に戻りましょう。“Go to the station” と “Go home” です。

ここで、“station”は名詞なのだが、“home”はこの場合、「家へ」という意味を持つ「副詞」なんですね。(“home”は名詞で使うこともありますが、基本的には副詞と覚えておいていいですよ!)

副詞の単語は、“to”でつながずにそのまま“go”の後ろに置いてあげるんです。

“Come here.” なんていう表現は聞いた事がありますよね!

また、“Go home” じゃなくて、名詞の“house”を用いると、“Come to my house” と、“to” が必要になりますね。

(説明、ここまで)

「わかりました!」と言える凄さ

ご質問に対して、上記の内容をお話させていただいたところ、Yさんは「わかりました!」とお答えいただいた。

この、「わかりました!」って、とっても凄いことです。

なぜって、例えば「“home”って、なんで副詞なんですか?日本語だとホームもハウスも、同じように使いますよね?」とか、上記の情報に疑問を持とうと思ったら、いくらでも持てる。

が、「なぜなぜなーに?」を追求していくと、言語学者になってしまう。また、日本語という言語を基準に、「英語のココが理解できない」とツッコミを入れても、野球選手が、やのルールを基準にしてサッカーに文句をつけるような感じになる。

サッカーは手を使っちゃいけないのに、野球目線で「捕球しろ!」という感じでしょうか?笑

という風に考えると、知らないルールは素直に吸収するのが、近道。「うんうん、そういうものなんだねー」と、受けて入れていくと、徐々に英語との距離が近づいていく。

その点で、このYさんの「わかりました!」って、LINE電話の向こうから聞こえてきた声が、もうとてもステキでした。素直でいらっしゃることの姿勢の表れだなぁ、と。

私も、日頃の素直さを大事に行きたいものです^^

英語学習コーチ 船橋由紀子の一言

素直だと、何でもワクワク吸収できる気がしますよね!😊

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この記事を書いた人

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Yukiko Funabashi

英語学習コーチ / 講師 / MC
MC・ナレーターとして約10年のキャリアを積んだ後、語学コーチングスクールに入社、英語学習コーチへ。在籍中7年で、ビジネスパーソンからエグゼクティブまで約4000人の英語力UPをサポート。2017年4月独立。
エグゼクティブ・ビジネスパーソンを中心にオーダーメイドの英語学習コーチングを提供する傍ら、研修講師ほか、MC・ナレーターとしても活動している。