前回からの続き
2017年の東京マラソンに出て、準備不足(本当はやっちゃいけませんね!危険・・・!)ながらも、5時間を切るタイムで完走できた理由を、前回、前々回の記事で綴ってきました。
今回はその続編です。
フルマラソン5時間切りのため、前回の記事では
1)体に負荷のかかりすぎないランニングフォーム
をご紹介しました。
今回は
2)フルマラソン特有のエネルギー切れを防ぐ予防処置
について書きたいと思います!
2)フルマラソン特有のエネルギー切れを防ぐ予防処置
はい、では、キロ 7分で走り【続ける】ための作戦の話です。省エネできるランニングフォームへの改造で、いい感じでランニングできるようになったとしても、【フルマラソン】を戦い切れるかというと話は違います。
そこで必要なのが、「体のエネルギー対策」。
これには、2つあります。1つは、「レース前3日間のカーボローディング」。もう一つが、「レース中の効果的なサプリの摂り方」。
まずはカーボローディングから見ていきますね。
前回の記事にも登場した柳先生の指導を受けていた2016年、横浜マラソンレース前を迎えるタイミングで「本番3日間〜1週間前は炭水化物中心の食事にすること」という命を拝するしました。
「ええーーーーーーー!!!(心の叫び)」
ありえません。炭水化物だらけ・・なんて!と思いました。
普段は、かなり意識してカーボをカットする食生活を送っているんです(この食習慣が良いか悪いかはわかりません・・苦笑)。ただ、自分のポリシーに反する食生活指導に、当時愕然としたのを覚えています。
が・・その時、2011年の東京マラソン(6時間かかってゴール)の記憶が蘇ったんです。当時は前日の食事など何も気にせず、朝方は、呑気にサンドイッチを頬張りながら電車に乗っていたなぁ(つまり食事対策ゼロ)。それで6時間が相当きつかったなぁ、という過去のネガティブな記憶・・・。
そんなこともあり、本番3日前はとりあえず炭水化物ばかりを食べました。はい、サイゼリアに通って、リゾットばかり食べていました。
結果・・5時間切り!
しかも、普段食べない量の炭水化物を当日朝まで食べたのに、30キロを過ぎた近辺で「あれ?エネルギーが切れた?」という感覚になたのです。(そこは、サプリで補ったわけですが)
ということで、2017年。今年の東京マラソン直前も、3日前は炭水化物祭りをいたしました!脂の多い菓子パンやパスタ系は避け、おにぎりやおうどんを中心に。
今年は、ランニング自体の練習をしていない恐怖も手伝い、相当に食べました・・苦笑。当日のスタート直前40分前ですら、周りはサプリやゼリーを加える中、塩おにぎりを・・・。(これは消化的にどうだったんだろう・・^^;;)
結果、エネルギー切れ、なし!!(30キロあたりでも元気!)
このカーボローディングというのはやはり必要なよう(聞いた話)。フルマラソンほどの距離を走るとなると、人間が蓄えることのできるエネルギーを、もう全部使い切ってしまうんだそうで(なので途中でサプリを摂取したりすることも大事)、ただ直前期の炭水化物摂取は、人間のエネルギー貯蓄量を増やしてくれる効果があるそうです。
その4に続く
はい!
フルマラソン5時間切りについて、その秘訣を綴ってきていますが、前回の記事では
1)体に負荷のかかりすぎないランニングフォーム
をご紹介しました。
次に今回、
2)フルマラソン特有のエネルギー切れを防ぐ予防処置
として必要な「体のエネルギー対策」のうち「レース前3日間のカーボローディング」について書きました。
ということで、「レース中の効果的なサプリの摂り方」は次回へ持ち越します!
第4回目に続きます^^
こちらは その(1)
こちらは その(2)