これまでのフルマラソン実績
さて、東京マラソン2017走ってきました(その1)では、何故か運良く、これまで3回東京マラソンに当選ていること。フルマラソンは東京(今回を合わせて3回)横浜(1回)と今回が4回目だったという話。練習していない中で、今回4時間54分というタイムで走りきることができたことを書きました。
ちなみに、これまでのフルマラソンのタイムを記しておくと、2009年と2011年の東京マラソンの時には、ほぼ6時間かかって泣きながら完走という結果でした。
ただ、実は1年前の2016年3月。横浜マラソンに当選したのをキッカケに、ランコーチについて即席1ヶ月のトレーニングを実施。
なんと!
その時はたった1ヶ月の練習で、4時間44分で完走するという実績を作っておりました。
その、1年前の貯金があっての今年だったと感じています。
ランコーチに教わった「フルを歩かず4時間台で走りきる方法」
そう、2016年の横浜マラソンでは、1ヶ月の即席トレーニングで、5時間切りできたんです。
どいういうことか?
5時間切りって、簡単に言うと、「コンスタントに、キロ 7分ペースで走る(42キロずっと)」ができれば、クリアできるんです!
あ、正確に言うと、7分ペースだとギリギリ5時間切りなので、もうちょっと時間に余裕があったほうが良いわけですが、ここではキリよく7分、でお話ししましょう。
キロ 7分、です。このスピードは心肺機能には過度な負担がかかりません。
そう!もう一度書きますが、「コンスタントに、キロ 7分ペースで走る(42キロずっと)」です!お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、最初に飛ばして無茶な走り方をしない!ということです、笑。
キロ 7分イメージですが、皇居が1周5キロ。ですので、これを35分でぐるぐると走れるようになればだいぶいいわけです!
ただ、もちろん42キロを走り続けなきゃいけない。当然疲れます。足も相当に痛くなるでしょう。
そこを乗り切るために、
1)体に負荷のかかりすぎないランニングフォーム
ができ、しかも、
2)フルマラソン特有のエネルギー切れを防ぐ予防処置
をすることが大事です。
ひとつひとつ、見ていきましょう。
1)体に負荷のかかりすぎないランニングフォーム
これはもう、私のランコーチの門を叩いてください、笑!
私は、鍼灸師・柳秀雄先生という方が主催するランニングクラブに入っており(今は幽霊会員、笑)、2016年の横浜マラソン前には、集中的にフォームの指導を受けました。
http://yanagishinkyu.wixsite.com/running
元々は職場のご近所さん。飲み仲間的なご縁なのですが、笑。
その柳先生に、当時2016年横浜マラソン前、みっちりと走り方の指導を仰ぎました。
簡単に言う、柳流・ランニングフォーム、その3つとは、「重心」「腕振り」「省エネな走り方」。
まず、重心は前へ前へ推進力が働くところに置きます。つまり、やや前傾ですね。勝手に明日前に出るぐらいのバランスを取って走るイメージです。見た目的には、すごくシュッと背筋が伸びつつ、背中が反り返っていない感じです。
次に、腕振りはとっても大事です。腕振りがないと、足だけで体を前に進めなくてはいけなくなりますので。腕は、前じゃなくて後ろ方向へ振ります(ただし肩には力を入れない)。これで、体幹が前に前に進む推進力になります。
最後、省エネな走り方ですが、着時の時、足をスッと抜くように後ろに引く走り方を心がけます。つまり、振り上げ足を下ろすそのタイミングで、どれだけ”ドスンっ”と降りないかが大事。これで、膝への負担がかなり軽減されますし、いちいち着地がブレーキになることもありません。
上記3つが合わさると、足を上げすぎず、体の重心を活かした自然な足の蹴り方、走り方になります!
このフォームが、42キロを走りきるのに大事なんです!
さて、上記でご紹介した柳先生ですが、元々専門はランニングではなく、実はアメフト。その世界のレジェンドで、プレーヤーとしてもコーチとしても実績を残されている方です。
ある1つのスポーツで教えることを極めた方は、他のスポーツ指導も絶対に的を外さない!と、柳先生に出会って、そう思いました。
その3に続く
さて、調子に乗って記事が長くなってきました!笑
上記では、フルマラソン5時間切りのための、
1)体に負荷のかかりすぎないランニングフォーム
をご紹介しました。
次回は、
2)フルマラソン特有のエネルギー切れを防ぐ予防処置
について書きたいと思います!
なんか、記事が連載モードになってきた^o^
こちらは その(1)