『使える英語だけ覚えなさい!』 by 伊藤 太 【英語学習本の紹介】会話の出だしに悩まなくなる一冊

英会話力と英語コミュニケーション力ががグーンと伸びる、すごくオススメな本!なのだが突っ込みどころがあってびっくり!という、英会話フレーズ本をご紹介します。

基本の78パターンで英会話フレーズ800

ご紹介したい本は、下記です。


基本の78パターンで 英会話フレーズ800

この本、タイトルの通り、78のパターン表現が収録されています。

「あれ!?書籍タイトルが違う?」と思われたかもしれませんね。なぜタイトルが違うのかは、記事の最後に書いています。まずは本の内容が素晴らしいのでご紹介しますね。

その一例を挙げると、

I hope〜 〜を願います
I have to〜 〜をしなければならない
I’d like to〜 〜したい
I managed to〜 なんとか〜できました
It seems〜 〜のようだ
You don’t have to〜 〜しなくてよい
What I’m saying is〜 要するに〜

というような78パターンの表現と、その応用例が収録されている本。音声は無料でダウンロードできるという形式です。

最初に手に取るべき本は、実は別にある

実は「英会話力を身に付けたい!」と思った時、一番最初に手に取るのは、実はこの本ではありません。なので、一旦脇に置いておきます。

さて。

英会話力って、「聞くこと」と「話すこと」で構成されています。「話すこと」の部分の基本のキを鍛える入り口は「シンプルな英文法をベースにした英文をたくさん覚えること」です。

シンプルな英文法をベースにした短文を覚えるって例えば、

“I am at the restaurant.”

という文章を暗記したとします。
この「主語・Be動詞・at 場所」という語順の文章を覚えて、プラス「単語を入れ替える!」という発想を持っておくと、
“I am at Starbucks.” (at 場所の部分を入れ替え)にも、
“He is at the restaurant.”(主語の部分を入れ替え)にも、さらには
”Mike was at the station.”(時制が過去、主語も at 場所も入れ替え)

にも転換することができるわけですね。
こんな発想の元、「中学校の英文法を思い出させてくれて、しかも英文暗記できる書籍」を選ぶととてもいいと思います!

そんな中学英文法を軸にした英文暗記本を紹介しますね。


英語のスピーキングが驚くほど上達する NOBU式トレーニング【MP3 CD付】
この本、とっても好き!!オススメなのでまた別途ご紹介します!(詳細を語らずオススメしてすみません^^;;)

 

で、今回ご紹介↓↓↓したい本は、こっちなんですね!!(行ったり来たりしてすみません^^;;)


基本の78パターンで 英会話フレーズ800

なぜこの本がいいか?ということです。

脳内に余裕をもたらしてくれる本

中学校の英文法をベースに英文暗記をしていくと、英会話に必要な英作力を鍛えることができます。これはとても大事な作業。

ただ、実際のコミュニケーションの中に入ったとしましょう。

自分のペースではどうにもならない世界が待っています。1対1のやり取りはもちろん、3人以上の会話なんて、日本語だと楽勝なのに、英語になるとカオス、笑。

その状態で、どんな話題が展開していくか?も想像できないとすると、「英語を考え組み立てる」ことと、「そもそもの話す内容を考える」という2つが必要になるわけです。

この2つの作業をマルチでこなしていくって、やっぱりタフなんですよね。そんな時にお役立ちなのが、今回ご紹介している本なのです。

この本、タイトルの通り、78のパターン表現が収録されています。

その一例をもう一度挙げると、

I hope〜 〜を願います
I have to〜 〜をしなければならない
I’d like to〜 〜したい
I managed to〜 なんとか〜できました
It seems〜 〜のようだ
What I’m saying is〜 要するに〜

という感じです。

そのほぼ100%が、

英文の切り出し方(冒頭)部分表現をまとめてくれている」のです。

そして、これらの表現を暗記しスラスラに口に出せるようになっておくと、実際のコミュニケーションで、とてもいいことがあります!

それは、2つ。

  • 会話の出だしに悩まない
  • ほんの少しの(1秒程度)、脳内に「後ろに続く、喋りたい内容を考える余裕」が生まれる

ということです。

英文を作る最初のフレーズが、「考えて組み立てるのではなく、口から自動的に出てくるぐらいまでに、体得出来てしまっている」って、脳内の負荷を減らしてくれるんですよね!

こんな、「考える」ことと「しゃべる(英語で)」の両立を助けてくれるフレーズたち、実際のコミュニケーションシーンにおいて必須だなぁと感じています。

なんでこんなことに・・

ところで、さっき気がついたのですが。

この本、2017年4月に有楽町の三省堂書店で購入しました。その時には、なんと下記の黄色い表紙!で販売されていたんです。タイトルは「使える英語だけ覚えなさい!」です。

で、実はこの本、なんとカバーが2枚重ねになっており、内側のカバーには、発売当初からのタイトル「基本の78パターンで英会話フレーズ800」が残されていました!

こんな本の売り方って、あるんですね!!!びっくりしましたよー、笑!いい本だと思うので、表紙のタイトルを変更したことによって、販売部数が伸びていれば何よりと思いますが^^

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この記事を書いた人

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Yukiko Funabashi

英語学習コーチ / 講師 / MC
MC・ナレーターとして約10年のキャリアを積んだ後、語学コーチングスクールに入社、英語学習コーチへ。在籍中7年で、ビジネスパーソンからエグゼクティブまで約4000人の英語力UPをサポート。2017年4月独立。
エグゼクティブ・ビジネスパーソンを中心にオーダーメイドの英語学習コーチングを提供する傍ら、研修講師ほか、MC・ナレーターとしても活動している。